療育について
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療育とは、子どもに合わせた子育て。
子どもの発達課題や育ちについて、
家族と一緒に学びます。
福祉型児童発達支援センター
療育クラブ(日置市)
風のことり(鹿児島市)
放課後等デイサービス事業所
すくすくしえんせんたー
(日置市)
大潟福祉会では、就学前の子どもたちに療育を行い、社会的に自立できるようにすることを目的とした「福祉型児童発達支援センター」と、放課後や学校の休業日に、学齢期児童を対象とした療育を行う「放課後等デイサービス事業所」を運営しています。
4つの支援
そだち 発達支援
得意なこと・苦手なことや集団の中では見えにくい発達上の課題を共有し、直接的な働きかけを通した保育ベースの療育活動をおこないます。
かぞく 家族支援
家族は子どもにとって安全基地となる大切な存在です。療育の場だけでなく、ご家庭でも実践できる関わりについて考えます。
つなぐ 就学支援
子どもにあった就学先、就学を見据えた準備や心構えについてサポートしていきます。教育委員会や先輩お母さんたちとの情報交換の場も提供しています。
むすぶ 地域支援
子どもたちの育ちを支えるネットワークを築き、地域の子育て環境や支援体制の整備やその充実を図ります。学校や関係機関との連携をおこない、子どもたちが安心して過ごせる環境を整えていきます。
大潟福祉会の特長
親子療育から分離療育へ ― 保育ベースの遊びを通じた小集団療育 ―
小集団療育
日頃通っている幼稚園や保育園と同じ生活リズムで、いつもより小さな集団で活動を行うことにより、集団ではなく自分のペースで気づきや学びを深めることができます。少しの時間なら待てたり、いつも言えないことが言えたりと、子どもが一歩踏み出す力を手助けします。
親子療育
初めての療育は、必ず親子でスタートします。親子で過ごす中で、今まで気づかなかった親子の力を一緒に見つけていきます。
※目安:利用時~満3歳まで
※3 歳以降に利用開始の場合は3ヶ月程度
※すくすくしえんせんたーは親子療育はありません
<活動内容>
お家や通園先などでの様子や関わりについて、職員や保護者同士で共有し、お家でも出来るような遊びや、基本的な生活習慣の動作に繋がる活動を取り入れていきます。
分離療育
親子から子ども同士の関わりに重点を置いていきます。人の気持ちに気づいたり、自分の気持ちや行動を一緒に振り返りながらシミュレーションと成功体験に繋げていきます。
<活動内容>
細かい目標設定をもとに子ども一人ひとりのペースに合わせて、大きな集団生活では得られにくい達成感・満足感が得られる活動を設定していきます。
“好きなこと”を見つけて伸ばし、相乗効果で苦手の克服も。
子育てに限らず、人は「できないこと」に目が行きがちです。苦手を克服するだけの過程は、大人でも辛いですよね。一方で「好きなこと」を見つけ、伸ばしていく過程においては、たくさんの達成感を得られるだけでなく、自信も育まれます。私たちは、好きなことを伸ばしながら、相乗効果的に苦手を克服していく。そんな、前向きに取り組める療育を心がけています。
“褒めて伸ばす”の本質は日常の中にある
- 「肯定的な関わり」で子どもは変化する
- 日常にある「小さながんばり」を認めることが大切
- どんなチャレンジも「大きな一歩」
多様なプログラムで段階にあわせて、成長を支援
自由遊び
目的のある環境の中で、子ども自身が自由に遊びを選び、遊具や人と関わりながら充足感・満足感・達成感を感じることで、心身の準備運動を促し、その後の活動にスムーズに入れるよう配慮しています。
おあつまり
いすに座り、人に注意を向けて話を聞く経験、話を聞いて考えながら応答する時間の中で、言葉のやりとりを促します。名前を呼んで返事をしたり、短い言葉で応えられるように投げかけ、こどもの反応を待つ時間を大切にして、自分の気持ちが伝わる喜びを感じられるよう配慮しています。
排泄・着脱
排泄や着脱の時間を通して一人ひとりの発達に合わせた身辺自立を促します。からだの発達に合わせた手助けを支えに、自立への一歩を見守ります。
食事
食べることは、栄養を摂取するだけでなく、口腔機能や言葉の発達、知的発達・感覚運動等の側面にも大きく関わる大切なことです。発達段階に応じてスプーンやお箸を使いながら、食への興味を引き出し、楽しい雰囲気で食事の時間を過ごせるよう配慮しています。
統括園長 米澤光紀
(臨床心理士・公認心理師)
保育外の活動
母親教室
子どもと関わる中で出てくる悩みや疑問、子供の成長や子育てのことなど、困っていることや疑問に思うことを共有する場として、月に1回、母親教室を開催しています。保育士や専門職員も共に参加し、保護者の想いや悩みを共有し、今後の支援にも繋げていきます。
来園指導
外部から子どもの発達に関する専門の先生を招き、専門的な見立てやアドバイスを受ける機会を設けています。ことば・からだ・こころの発達の視点から、客観的・専門的に子どもの発達について知ることで、より深く子どもを理解することができます。
療育に通い始めた
きっかけ
療育が必要と考えられるのは、
次のような子どもたちです。
- 気分のむらが激しく、気持ちの切り替えに時間を要する
- 思い立つと衝動的に行動にうつす
- 発語が遅かった
- 買い物をしているときなど、迷子になることが多い
- 表情が硬かったり、とぼしかったりする
- 初対面の人にもなれなれしく話しかけることがある
- はじめての場所や人に対して不安が強い
- 思ったことを言葉で表現することが苦手
- 視線があいにくい
療育を受けられる
事業所
福祉型児童発達支援センター就学前のお子様に対する発達支援をおこなっています。
放課後等デイサービス事業所小学生のお子様に対する発達支援をおこなっています。
お問い合わせ
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